ドローンの映像をどの画面で見るかは、操縦のしやすさと安全性に直結します。
スマホ接続で足りる人もいれば、屋外で見やすい高輝度モニターが必須な人もいます。
さらにDJIのようなデジタル伝送は「対応する送信機と機体の組み合わせ」が決まっているため、モニター選びは互換性の確認から始まります。
ここでは定番の画面付き送信機とFPVモニターを挙げつつ、選び方と運用のコツを整理します。
ドローン モニターおすすめ8選
まずは選択肢を具体名で押さえると、用途と予算の整理が一気に進みます。
DJI RC 2
機体と送信機を一体で運用したい人向けの、スクリーン内蔵タイプです。
スマホ接続が不要なので、準備時間を短くしたい場面で強みが出ます。
ただし対応機種が決まるため、購入前に自分の機体が対応しているかを必ず確認します。
| 名称 | DJI RC 2 |
|---|---|
| 特徴(強み) | 画面一体型でセットアップが速い |
| 向いている人 | スマホを挟まずに手早く飛ばしたい人 |
| 価格帯or料金目安 | 中〜高価格帯(構成や販売店で変動) |
| 注意点 | 機体側の伝送方式と互換性が前提 |
DJI RC
画面付きでシンプルに運用したい層に刺さりやすいコントローラーです。
スマホ装着の手間を減らしつつ、携帯性も確保しやすいのが利点です。
対応機種の範囲と、購入時点の同梱品を確認してから選びます。
| 名称 | DJI RC |
|---|---|
| 特徴(強み) | 画面一体型で持ち出しやすい |
| 向いている人 | スマホ接続を避けつつ軽量重視の人 |
| 価格帯or料金目安 | 中価格帯(販売店やセットで変動) |
| 注意点 | 対応機体の確認が必須 |
DJI RC Pro
屋外での視認性と操作性を重視したい場合に候補になります。
プロ用途の現場で、画面品質と安定性を求める人に選ばれやすい系統です。
価格が上がる分、必要な機能が本当に要るかを先に決めると失敗しにくいです。
| 名称 | DJI RC Pro |
|---|---|
| 特徴(強み) | 高輝度ディスプレイと上位機寄りの操作性 |
| 向いている人 | 屋外の見やすさと安定運用を優先する人 |
| 価格帯or料金目安 | 高価格帯(構成や販売店で変動) |
| 注意点 | 機体側の対応とコストの釣り合い確認が必要 |
DJI RC Pro 2
より大きな画面で映像確認を重視したい場合に検討されます。
縦向き撮影など、制作フローを意識した運用でメリットが出やすいタイプです。
新しめの周辺機器ほど対応機体が限定されやすいので、互換性チェックを最優先にします。
| 名称 | DJI RC Pro 2 |
|---|---|
| 特徴(強み) | 大画面クラスのスクリーン一体型 |
| 向いている人 | 映像確認のしやすさを最重視する人 |
| 価格帯or料金目安 | 高価格帯(構成や販売店で変動) |
| 注意点 | 対応機体と運用スタイルに合うか要確認 |
DJI Smart Controller
DJI機でスマホ依存を減らしたい人の定番として知られるカテゴリです。
現行の主力送信機とは立ち位置が異なるため、今どの機体で使うかが重要になります。
古い機種ほど在庫状況やサポート状況が変わりやすいので、購入時に流通を確認します。
| 名称 | DJI Smart Controller |
|---|---|
| 特徴(強み) | DJI向けの画面付きコントローラー系 |
| 向いている人 | 対象機体が明確で、スマホなしで運用したい人 |
| 価格帯or料金目安 | 中〜高価格帯(在庫や販売店で変動) |
| 注意点 | 対応機体の世代差に注意 |
DJI CrystalSky
強い日差しでも見やすい専用モニターとして知られています。
送信機とは別に「モニターとしての見やすさ」を取りにいく発想の製品です。
対応アプリや対応機体が前提になるため、手持ちの構成で使えるか確認して選びます。
| 名称 | DJI CrystalSky |
|---|---|
| 特徴(強み) | 屋外視認性を狙った高輝度モニター系 |
| 向いている人 | 炎天下での画面視認性を上げたい人 |
| 価格帯or料金目安 | 中〜高価格帯(モデルと流通で変動) |
| 注意点 | 対応アプリと接続方式の確認が必須 |
FEELWORLD FPV733
5.8GHzアナログFPV向けの「受信機内蔵モニター」という分かりやすい選択肢です。
友人に映像を見せたい時や、ゴーグルが苦手な時のセカンド画面にも向きます。
アナログは電波環境の影響が出るので、アンテナや設置位置まで含めて考えます。
| 名称 | FEELWORLD FPV733 |
|---|---|
| 特徴(強み) | アナログFPV受信機内蔵で導入しやすい |
| 向いている人 | アナログFPVで手軽にモニターを使いたい人 |
| 価格帯or料金目安 | 低〜中価格帯(販売店で変動) |
| 注意点 | アナログ規格とチャンネル運用の理解が必要 |
Eachine LCD5802D
アナログFPVでよく名前が挙がる、受信機一体型のモニター枠です。
録画機能付きモデルが流通しており、練習の振り返り用途にも使われます。
流通がショップ依存になりやすいので、保証や付属品の差を確認して購入します。
| 名称 | Eachine LCD5802D |
|---|---|
| 特徴(強み) | アナログFPV受信機内蔵の定番クラス |
| 向いている人 | コスパ重視でアナログFPVを始めたい人 |
| 価格帯or料金目安 | 低〜中価格帯(販売店で変動) |
| 注意点 | 販売元による仕様差と初期不良対応に注意 |
ドローンモニターの種類を整理
同じ「モニター」でも、何を映してどう操作するかで最適解が変わります。
画面付き送信機が向くケース
スマホ装着の手間を減らしたいなら、画面付き送信機が分かりやすい解決策です。
操縦開始までの導線が短いので、短時間の飛行を繰り返す運用と相性が良いです。
一方で対応機体が固定されるため、将来の買い替え計画も含めて選びます。
- スマホの通知や着信で集中が切れるのを避けられる
- アプリ起動やケーブル接続のトラブルが減る
- 機体と送信機の対応表チェックが前提になる
- 屋外では輝度と反射対策が効いてくる
専用モニターが向くケース
「見やすい画面で確認したい」という目的が強いなら、モニター単体の方が自由度が高いです。
外部入力や受信機内蔵のタイプを選べば、用途の幅が広がります。
ただし接続方法と電源の取り回しが増えるので、現場の段取りもセットで考えます。
| タイプ | 主な用途 | 注意点 |
|---|---|---|
| 高輝度モニター | 炎天下での映像確認 | 電源管理が必要 |
| 受信機内蔵FPVモニター | アナログFPVの受信表示 | 周波数帯とアンテナ選び |
| HDMI入力モニター | 外部出力を映す | 遅延とケーブル取り回し |
スマホやタブレットをモニターにする考え方
最小コストで始めたいなら、スマホやタブレットをモニターにするのが王道です。
ただし画面の明るさや発熱、通知の割り込みが実運用では地味に効きます。
日差しの強い場所で飛ばすなら、遮光フードや明るい端末の準備が安心です。
- 初期費用は抑えやすい
- 日中屋外は画面輝度が不足しがち
- 端末の発熱で暗くなったり落ちたりする
- 機体側のアプリ対応とOS要件を確認する
映像伝送方式と互換性の落とし穴
モニター選びで一番の事故は、買ったのに接続できないパターンです。
DJIは対応する送信機を先に確定する
DJI系は機体と送信機の組み合わせで使える機能が変わるため、まず対応可否を固めます。
同じ画面付きでも、伝送方式や世代が違うと組み合わせられないことがあります。
購入前に公式ページの対応情報や製品説明を当てて、手戻りを防ぎます。
| 確認項目 | 見るべきポイント | 例 |
|---|---|---|
| 対応機体 | 自分のドローンが対応しているか | RC 2やRCの対応一覧 |
| 伝送方式 | 世代差で互換が切れる場合がある | 機体側の仕様欄 |
| 必要アプリ | DJI Fly等の運用前提 | 利用端末の要件 |
アナログFPVは受信機と周波数運用が要
アナログFPVモニターは、モニター自体に受信機が入っているかで運用が変わります。
受信機内蔵なら導入は簡単ですが、アンテナ性能や受信安定性が体感に直結します。
混雑する場所では映像が乱れやすいので、練習場所の電波環境も意識します。
- 5.8GHzのチャンネルとバンドの合わせ込み
- アンテナの種類と向きで受信が変わる
- 見通しが悪いと途切れやすい
- DVR録画の有無で練習効率が変わる
HDMI出力で大画面に映す発想
現場で複数人が映像を確認したい時は、外部出力を活用すると便利です。
ただし出力の有無は送信機ごとに違うため、持っている機材が対応しているかが最初の壁になります。
ケーブルが増える分、断線や抜けを防ぐ固定もセットで準備します。
| 方式 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 送信機→HDMIモニター | 大画面で共有しやすい | 遅延と配線が増える |
| 録画機器を挟む | 収録と同時に監視できる | 電源と発熱管理 |
| ワイヤレス表示 | ケーブルを減らせる | 環境次第で遅延が増える |
遅延と電波干渉を軽視しない
操縦に使う画面は、遅延が少ないほど安全側になります。
特にFPV寄りの飛行では、映像の遅れがそのまま操作ミスにつながりやすいです。
都市部やイベント会場では電波が混みやすいので、距離と高度を控えめに始めます。
- 操縦用は低遅延を優先する
- 共有用のセカンド画面は多少の遅延を許容できる
- 混雑環境では受信品質が落ちやすい
- 安全マージンを広く取ってテストする
見やすさを左右する画面スペック
見やすさは数値だけで決まりませんが、目安を知ると選びやすくなります。
屋外は輝度が最優先
日中屋外では、画面の輝度と反射の少なさが体感を大きく左右します。
スペック上の明るさが高いほど、日陰を探すストレスが減ります。
ただし明るいほどバッテリー消費が増えやすいので、電源計画も一緒に立てます。
| 状況 | 起きがちな不満 | 対策の方向性 |
|---|---|---|
| 晴天の昼 | 白飛びして見えない | 高輝度+フード |
| 逆光 | 反射で輪郭が消える | 角度調整+遮光 |
| 暑い日 | 端末が熱で暗くなる | 放熱と直射回避 |
画面サイズと解像度の考え方
画面は大きいほど見やすい反面、携帯性と重量が増えて取り回しが落ちます。
点検や構図確認が目的なら大画面が有利ですが、操縦のしやすさは別問題です。
自分がどの情報を見たいのかを決めて、必要なサイズに寄せると迷いにくいです。
- 操縦重視なら持ちやすさも重要
- 構図確認重視なら大画面が楽
- UIが潰れない解像度を確保する
- 手ブレを減らす固定方法も考える
録画と表示アシスト機能で作業が変わる
練習の振り返りや、クライアント確認が必要な現場では録画機能が役立ちます。
また表示の見やすさを補助する機能があると、屋外での確認が楽になります。
必要な機能を先に絞ると、過剰な上位機を避けられます。
| 機能 | 嬉しい場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| DVR録画 | 練習の復習 | 容量と画質の確認 |
| 遮光フード対応 | 屋外視認性 | 脱落しない固定 |
| 高輝度モード | 晴天での確認 | 消費電力が増えやすい |
運用で失敗しない周辺アクセサリー
モニター本体より、実は周辺の準備不足で使いにくくなることが多いです。
電源とバッテリーを先に設計する
屋外では電源が不安定になりやすいので、バッテリー計画がそのまま稼働時間になります。
輝度を上げるほど消費が増えるため、予備電源があると安心です。
ケーブルの抜けや断線も事故につながるので、固定と予備を用意します。
- モニター用の予備バッテリーを用意する
- モバイルバッテリー給電の可否を確認する
- ケーブルは短めで固定する
- 寒暖差で電池持ちが変わる前提で考える
日差しと反射を抑える工夫
同じモニターでも、遮光フードや角度調整で見やすさが大きく変わります。
日中は反射対策が効くので、買い足しの満足度が高い部類です。
固定が甘いと飛行中にズレるため、取り付け方法まで含めて選びます。
| 工夫 | 効果 | 注意点 |
|---|---|---|
| 遮光フード | 直射と反射を減らす | 風で煽られやすい |
| 角度調整 | 映り込みを避ける | 固定が緩むと危険 |
| 日陰を作る | 輝度不足を補える | 立ち位置が制限される |
設置と持ち方で安全性が上がる
モニターを手持ちにするか、三脚やマウントで固定するかで運用の負担が変わります。
操縦と画面確認を同時にするなら、安定した保持ができる構成が安心です。
特にケーブル接続をする場合は、引っ掛けない導線を先に作っておきます。
- 首掛けストラップで手の負担を減らす
- 三脚固定で複数人の確認を楽にする
- ケーブルは足元に垂らさない
- 離陸前に画面の見え方をチェックする
買ってから後悔しない判断基準
最初に決めるべきは、操縦用のメイン画面なのか、共有用のサブ画面なのかです。
操縦用なら低遅延と見やすさを優先し、共有用なら大画面や出力方式を優先します。
DJIは機体と送信機の対応が固定されやすいので、互換性確認を最初に行うのが近道です。
アナログFPVは受信品質が体感を左右するため、アンテナと設置位置まで含めてセットで考えます。
最後に屋外環境を想定し、輝度と遮光の準備をしておくと実用性が一段上がります。
目的と運用場所が固まれば、必要以上に高価な機材を買わずに満足度の高いモニターを選べます。


